大冒険

我が家の次男坊のびっくり大冒険です

彼は今小学３年生、男（次男だから当然ですが・・・）

やってくれました！

それは、先日のある火曜日の出来事

学校から帰ってきた後、

前々から楽しみにしていた、お友達の家に遊びに行く日だった

そのお友達は、１年ほど前に引っ越してしまい

我が家から電車で約２０分ほどのところに住んでいる。

意気揚々と最寄り駅、東急田園都市線宮前平駅に向かった

お友達とそのお母さんが、青葉台駅にて待っていてくれることになっていた

到着予定を３０分以上過ぎて、電話が・・・・・

「まだ来ない・・・・・」

「えっ！」

確かに彼は行き方を何度も復習していたのだが・・・・

どこいっちゃんたんだ・・・・

女房は「まったく人騒がせなこねぇ～」

と最初はあまり気にしていなかった

が、１時間経過まだ着かない・・・・・

急いで宮前平駅に向かう

駅員に子供の事を聞いてみると、

確かに駅員に切符の買い方と料金をたずね、ホームにあがって行ったそうだ

もしかして違う駅で降りてしまったのかも・・・・

女房は一駅ずつローラー作戦で探し始めた

結局、青葉台駅まで行ったが見つからず

一方私は、仕事の都合もあり反対方向に向かう

彼にとって二子玉川はなじみのある駅だからもしかすると・・・

と思い向かうが・・・・

駅の案内係にたずねてみたが・・・・

「ちょっと待ってください、東急全駅に問い合わせますから」

なんと全駅にマイク一本でいっせいに流れるホットラインがあった

皆さん知ってました？そんなものがあるのを

しかし・・・・

駅員がここでは東急線しか分からないので

営団地下鉄にも問い合わせをしたほうが良いというので

連絡先を聞きとりあえず駅を出た

営団地下鉄のお客様センターに電話をすると

このおじさんがとってもいい人だった

事情を話すと

「きっと見つかりますから、お父さんはそれを信じてがんばって！」

と温かい励ましをしてくれた。その言葉がとても優しくとても温かかった

間もなく自宅待機をしていた娘から電話が

「お父さん見つかった！」

「どこで？」

「あのね、東武線の南栗橋駅」

「どこそれ？」

「埼玉だって」

「・・・・・？？？？」

そうなんです、田園都市線は

東急線→営団地下鉄→東武線

と３社の鉄道会社直通運行しているのです。

よりによって反対向きの電車に乗ってしまったようだ。

自宅に帰り場所を調べてみると

ほんとに遠い

我が家から約１００ｋｍあった。

電車で迎えに行こうかとも思ったのだが、

そのとき夜の７時３０分片道約２時間

間違いなく帰りは寝てしまうだろう

車で行くしかない

車でもやっぱり２時間かかってしまった

南栗橋駅に着き駅員に丁重にご挨拶をし、

子供のところへ案内されると・・・・

我が子の大物ぶりにびっくり

ちょっとはさみしそうな顔をしているかと思いきや・・・・

やつは、平然と駅員相手に遊んでいるではないか！

親の心子知らず　とはこの事だと思った

そして、こいつはやっぱり大物だ・・・・　　

家にたどり着いたのは夜の１１時半

当の本人は案の定　爆睡！

にたどり着いた直後に僕たちも　ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ

本当にこの日はとんでもない１日だった

親稼業とはこんなにも疲れるものだとは・・・・

もうカンベンしてほしい！

両親からの切なる願いです

ただ、ちょっと子供の成長を垣間見ることが出来て

すこしうれしかったりして